後悔

こころの近くに耳を傾ける専門家 こころニア
大阪のルンさんです。

今回は、「後悔」についてお話したいと思います。

ゾロ
「世間で どう 言われてるかは 知らんが
おれは おれの信念に 後悔するような事は
何一つ やっちゃいねェ! これからもそうだ
おれはおれのやりたいことを成し遂げる!」

これは、ルフィがゾロを仲間にしようとした時、
ゾロが捕らえられの身で、海軍に殺されそうな場面で
ルフィが「おれの仲間になってくれ
一緒に海賊になる仲間を探してるんだ!」
ゾロ「断る!自分から悪党の仲間に成り下がろうってのか」
ルフィ「海賊のどこが悪い?」
ゾロ「海賊なんて外道だ!誰がなるか!」
ルフィ「別にいいじゃんか!
もともとお前悪い賞金稼ぎって言われてるんだから」
と言われた後に言ったセリフである。

だれが何と言おうと、かまわない。なぜなら自分は、
自分の信念に後悔するような生き方は何一つしていない。
というゾロの信条。

今思えば中学生の頃から後悔ばかりしてきたように思う。
他人にどう思われるかばかり考えていた。今も?
中学生の時、学年一かわいいと噂の娘にご多分に漏れず
恋をした。幸か不幸か部活も同じだった(陸上部)
しかし、話しかけることも、ましてや近づくことも
何もできないで3年間を過ごした。
自分なんかが話しかけても嫌がられるだけだ。
自分なんかが話しかけても気持ち悪がられるだけだ。
自分なんかが話しかけても無視されるだけだ。
自分なんかが・・・自分なんかが・・・ と
高嶺の花だと諦めてるかのように自分を納得させ、
しかも後悔している自分をも納得させていた。
自分を傷つけさせない自己防衛のために・・・
今それを後悔するとしたら、
何でもいい 話しかけた結果を知りたかった。
このことに尽きる。     後悔のひとつ

思ったことを、ほんとうに やりたい!と思った時
誰かにこんな風に思われるから・・・
そんなことしたら誰かに嫌われるから・・・
こんなことで実行しないで後悔するなら、
動いてみてどうなるかを知った方が良い。
動いてみての後悔もあるけど、動かず想像の世界で
後悔するよりは、きっと良いとそう思う。

本来弱い人間が、強くなろうとし、
自分の志や夢や願いを実現していこうとするとき、
こうした自分への覚悟を持つことで何とか強く生きて
いけるようになるということを
ゾロは身をもって教えてくれているように思う。

これからもまだまだ後悔の連続だと思っている。
しかし、行動しての後悔をするようにしたい。
なぜならそれは、後悔ではなく経験に変わると
思っているから。

今までと違う自分へ こころ改革と行動あるのみ

勇気

こころの近くに耳を傾ける専門家 こころニア
大阪のルンさんです。

今回は、「勇気」についてお話したいと思います。

ルフィ 「大丈夫さ 行こう!」

これは伝説と言われ空に浮かぶ雲の上にある都市である
「空島」へ向かうか否かを論議している時に言った
ルフィの言葉である。
空島に行く為にはいくつかの条件をクリアしないと
行くことができなかった
1、 月に5回しか発生しない海流に乗ること
2、 その海流の先に空島が来てること
3、 その海流に積帝雲が重なること
4、 ログポーズ(航路計)が書き換えられる1日前であること
これらが偶然重なった千載一遇のチャンスが必要であった。
仲間であるウソップは何とか行くことを止めさせようと
必至で説得したが、ルフィは行く気満々であり、
リスクがあるからやめるという判断は毛頭ない。
未来に何か起こすには勇気と信念が必要なことを
ルフィはわかっているかのようであるが、もちろん、
現実的には勇気だけでリスクの高い決断をするのは
無謀以外の何ものでも無い。
リスクについても当然考えなければならない。
リスクを分析、軽減手段、成功の可能性を上げる
そんな準備や努力は必要である。
先のルフィの言葉での決断には、一見無謀に見えるが、
空島の存在を示す地図、文献を確認。
よく知る人物の助力、段取り、船の補強。
できる限りの準備と努力があった上での決断である。


前回覚悟を決めプロジェクトを全うすべく望んだ話
ここにもうひとつ経験できたことがある。
現場で事を進める為には、現地の言葉を話せなければ
ならないが、取引先は日系企業であること、現地子会社は
日本語スタッフがいることから、プロジェクトメンバーに
語学は注視されていなかった。
なぜなら、ほとんどの現地出張者には、現地子会社の
アテンド(通訳、各種手配などをしてくれるスタッフ)
が付いてくれるのが通常であったからである。
プロジェクトは大きく2つの分野に分かれており、
担当する分野は、私しかできない内容且つもう一方の
分野にも精通していたことから、現地活動をまとめて
お願いされることが当初からあり、他とは違い1人での
出張がほとんどであった。そんな中、アテンドは何故か
つけてもらえることはなかった。(今までに無い出張の
形式であったことも要因に含まれるが)
日程調整、航空機手配、現地交通機関調べ、最寄りホテル
休日の過ごし方などなど、全てやるのは当たり前だが、
イミグレ(出入国監査場)、公共交通機関、飲食場等々
言葉の壁を1人で対応しなければならないことに
当時一番の不安を抱えていた。
しかし、プロジェクトを完遂するためにはそんなことを
言ってられないのが現実。
翻訳本を片手に勇気を出して臨んだ。
今のように充実したアプリなどがあればまた違ったかも
しれないが、必要最低限の単語などを覚えることしかでき
なかったことにも起因し、何とかこちらの思いを伝えようと
身振り手振りを大きくし、表情も感情表現をわかりやすく
して伝えようとしたところ、ほとんどが伝わった。
こころ(気持ち)とゼスチャーが世界共通語ではないかと
確信に近いものを得た体験であったと今は思える

他の人から見れば、こんなもの勇気でもなんでもない
と思われるかもしれない。逆に他の人が勇気を出すものを
私はそんなことなんでもないと思うかもしれない。
つまり、自分にとって未知の世界への第一歩
ということなのだと思える。
この先も勇気ある一歩を踏み出していきたい!

今までと違う自分へ こころ改革と行動あるのみ

覚悟

こころの近くに耳を傾ける専門家 こころニア
大阪のルンさんです。

今回は、「覚悟」についてお話したいと思います。

ギン
「もしかしたら おれの命はあと数時間かもな
時間がねぇから覚悟が決まるってのも間抜けな話だが
今度はおれの意思でやってみようと思う。好きなように
そしたらもう逃げ場はねぇだろう?
何がドンへの忠義だ。おれは今までドン・クリークの名を
盾に逃げてただけだ。
覚悟決めりゃぁ敵が怖ぇだの てめぇが傷つかねぇ方法だの
くだらねぇこと考えなくてすむことを
その人(ルフィ)に教えてもらったよ!
今まで何に気をつかってためらっていたのか
そんな自分がバカバカしく思えてくるぜ」

これはドン・クリークという大海賊団船長の右腕である
鬼人の異名で知られるギンの別れ際のセリフ
今までのギンは、ただドンの指示通りに動くだけであり、
自分で考え行動することはなかった。
体中に何百もの武器を仕込んでいるドンと
生身の体ひとつでひるむことなく向かっていくルフィ!
誰に命じられるわけでもなく、あきらめることなく、
自分の意思で、守りたいもののために。
そして、ギンが最強とあこがれ従っていたドンが敗北する。
その敗北を見たギンがサンジに言ったもの。

自分の意思で行うことは責任が伴う。
ひとのせいにして逃げることはできない。
しかし、覚悟を決めればくだらないことを考えなくて済む
つまり自ら責任をもてば自由になれることに気づく。
責任もなく、言われたことをただやるだけの方が気が楽だ
と思う人もいるかもしれない。でもそれは やらされている
という不自由な思いから抜け出すことはできない。
責任を引き受け自分で考え実行した方が、達成感も得られ、
はるかにやりがいがある。
やりがいは、実は仕事の内容よりも、
責任を持てるか否かの方に依存しているのかもしれない。

思い起こせば約7年前 海外に拠点をつくるプロジェクトを
任される一員となり、ゼロからの立ち上げを行う。
進めていた途中で糖尿病となってしまい、1ヶ月のブランク
ができ、社長から海外渡航禁止を言い渡される。
海外渡航できないとなると、プロジェクトを進めることが
自分にとって困難であり、遠隔で中途半端な形で進めるか、
退くか、どちらしかないと自分の中で思ったものの、
どちらでもない、現地へ再び行き、プロジェクトを完遂
することを選んだ。(中途半端に終わらせたくない)
その為に、担当医に渡航OKの診断書を書いてもらい、
社長へ直談判し許可を得て完全復帰し完遂した。
言われたことを言われたままにする方が楽だと思うが、
自分にとってそれは仕事をしていると感じられない。

そしてこの時に改めて感じたことが、覚悟とは、
自分で決めたことを、その通りに進めるためには
どうするべきか?何をすべきか?どうあるべきか?
そして自分はどうしたいのか?
一生懸命考え、そして行動すること!これだと思った。
覚悟を決めたつもり つもりが付いているうちはまだ
決まっていない。まだまだつもりが付くことが多い。
あの時のようにほんとうに覚悟を決めれば、
良い意味で怖いものが何もない!と思う。

今までと違う自分へ こころ改革と行動あるのみ
覚悟を決めて

次回は、「勇気」についてお話したいと思います。

成長の責任

こころの近くに耳を傾ける専門家 こころニア
大阪のルンさんです。

今回は、「責任」についてお話したいと思います。

ルフィ
「おれには強くなんかなくたって一緒にいて欲しい仲間がいるから・・・!!おれが誰よりも強くならなきゃ そいつらをみんな失っちまう!!!」
「力いっぱい戦う方法を考えた・・・誰も失わねェ様に・・・」
「誰も遠くへ行かねェ様に・・・」
自分も仲間もボロボロにされ一度負けた敵と再戦した時
ルフィが敵に向かって言った言葉
仲間を守るためには自分が強くなるという思いでいる。
ルフィだけではなく麦わらの一味はみんな、自ら、
自分とチームの成長に必要なことは何かを考えている。
能力を向上させるために、継続的努力を欠かさない。
この一味には、自分が成長できないことを他の誰かや
何かのせいにしている者はひとりもいない。
つまり、「成長の責任は本人にある(byドラッカー)」

会社はいろいろな形で社員教育を行い、成長を促すが、
本人がやる気にならなければ何の意味もない。
それでいて、自分の未熟さを上司や組織、会社のせいに
しているようでは、成長できないということ。
ひとりっきりで成し遂げられるものなど無い。
夢や目標に向かって進むなら、
自分を成長させる責任がある と思う。

今までの自分は、まさに他人のせいにしてきたとこがある。
特に評価というものにこだわりすぎてたかもしれない。
社内に誰ひとりわかる人が居ない輸入業務を任され、
当時仲介者を介してしかできていなかったこの業務を
仲介者を無くし独自でできるよう調整せよ!
との任命にとまどいながらも、じゃぁどうする?
と考えた結果、わかる社外の人間に教わろう! と
取引先である某○通、某○鉄の担当者、書籍、
それに外そうとしてる仲介者に教えてもらうことにした。
通関士になれるのでは?(ただの自画自賛)というほど
知識も得て、会社の望む形もつくりあげた。
が、評価は「やって当たり前」的なものであった。
確かにそうかもしれない。甘んじて受けとめよう!
そう思い周りを見渡すと、えっ!ちょっと待って
なんでなんで、ルーティンしかやってない者が昇進?
ルーティン+αやった私は???
怒りと落胆しかなく愚痴るばかりであった。
(ちょっと自画自賛→このつくりあげたものは約15年前
しかし、今もまだその土台のまま続いている。)

内容は違えど、同じような繰り返しがあった。
毎回 上司・役員の見る目の無さ、評価、妬みなどで
終始していたように思う。自分を成長させることなく。

自分のためだけでなく愛する誰かのために自らを成長させる!
誰かのため と思った時 その力は数倍のパワーを発揮する!

夢(目標)を叶えるため 自分を成長させる!
今までと違う自分へ こころ改革と行動あるのみ
成長に責任をもって

次回は、「覚悟」についてお話したいと思います。

なりたいもの

こころの近くに耳を傾ける専門家 こころニア
大阪のルンさんです。

今回は、「目標」についてお話したいと思います。

ルフィ 「海賊王におれはなる!」
ゾロ  「世界一の剣豪になる!」
ナミ  「自分で航海して世界地図をつくる!」
サンジ 「オールブルーをみつける!」
ご存じ麦わら海賊団メインどころ4人の夢です。

夢は誰もがいつでもどこでも何でも好きに持てるもの!
つまり純粋な願望です。
寝てる時に見る「夢」と同じ言葉であることからも、
頭の中にだけあって現実世界ではないもの?
夢は制限やしばり、実現できるかどうかは関係ない。
よく言われる「しょせん夢やねんから叶うわけない」
「そんな夢みたいなことできるわけない」
当たり前のことですよね。頭の中の創造の産物ですから。

夢を叶えたいなら、夢を「目標」に変えなければ!

えっ?でも夢と目標の違いって何なんでしょう?
目標も夢と同じ願望です。でも決定的な違いは、
何らかの行動を起こした先に達成したい願望ということです。
願望を叶えるために具体的な行動を起こし、現実世界と
深く結びつき実現をする。

でも具体的な目標は、夢からできていると思う。
夢からできていた方が、ワクワクしながら目標設定できる。
素のこころを大切にし、ワクワクしながら生きてみたい。
なんかそんな風に思えます。

このことに気づいたのは数年前です。
私の父は建築関係で独立した親方でした。長男である自分は、
いつか継ぐことになるんやろなぁと思いつつも、
父が元気だったこと、まだ継がなくても?と思ったことで
紆余曲折もあり、サラリーマンになりました。
その数年後、いろいろあり弟が継ぐことになりました。
そうなるとこの先もサラリーマンを続けていくしかない
のかなぁと思うようになっていた。
そんな時父は「この家業は弟が継ぐことになったけど、
何でもいいから、何か自分でできることを考えて、
起業する道を考えなさい」そんな言葉をくれました。
嬉しい反面、何をすればいいのか?何ができるのか?
そんな思いをかかえながら数年があっという間に過ぎ、
何ひとつ見つけられないままなのに父は他界してしまう。
そしていつしか起業というものが目標と思い込み、
未だ何も思いつかず、流されるように何かにすがろうと
身の丈に合わないものばかりに手を出していた。
数年前にある人と出会い、自分の中で何かが変わった。
そして、簡単なようで非常に難しい「自分と向き合う」
「自分のことを知る」ここからスタートし、
夢を目標に! そして同じ志を持つ仲間と出会い、
なりたいものの実現に向けて歩き出している。

勇気を持って前進する!
今までと違う自分へ こころ改革と行動あるのみ
なりたいものに。

次回は、「責任」についてお話したいと思います。

ルンさんの「ほぉ~話」 さぁここから

はじめまして
こころの近くに耳を傾ける専門家 こころニア
大阪のルンさんです。
マンガ、アニメ、ドラマ、歌・・・などから引用したお話を
交えて、そこに実体験を加えたり、経験談を語ったりし、
「ほぉ~」と言ってもらえるようにお届けしたいと思います。
末永くよろしくお願いします。

さて記念すべき第一回目の話題は、
ご存じの方も多い ワンピース ルフィの言葉より
「できるかどうかじゃない なりたいからなるんだ!
海賊王になるって俺が決めたんだから、
その為に戦って死ぬんなら 別にいい」

これはコビーという少年との会話から出たルフィの言葉
それは、「海賊王になる」と言ったルフィに対し
コビーが、
「それは大秘宝ワンピースを目指すってことですよ
 世界中の海賊がその宝を狙ってるんです!
 無理です!ムリムリムリムリ絶対無理ムリに決まってます!
 この大海賊時代の頂点に立つなんて できるわけないですよ」
と言った後、ルフィが返した言葉。

10年以上前に聞いた時は、おぉぉと思ったくらいでしかなかった
しかし、今この言葉をあらためて聞くと胸が熱くなり、
できるかどうかばかり考えて、できない理由ばかり考えて
足踏みして躊躇してる自分を突き動かす原動力の言葉だと言える
そう今の自分に勇気をくれる言葉のひとつ!
勇気は何かに向かう為には必要な心意気です。

そして、似て非なる心意気に蛮勇がある。
一時期蛮勇を勇気と思っていた。
できるかどうか考えて、できないからできる人に頼って(FC)、
それを頑張って一生懸命やれば何とかなる、できる!と思い、
融資を受けてマイナスからのスタートに踏み出そうとする。
それがほんとうに続くのか?返済し利益も上げられるのか?
不安を抱えているが経営者になる勇気ある一歩だと信じていた。
しかし、弟や仲間が、それが蛮勇だと気づかせてくれて、
きっと倒産?していたであろう経営者にはなりませんでした。
蛮勇を行使したまま、心からの助言を聞かずに進んでいたら、
今の自分は無かったでしょう。

できるかどうかではなく、やりたいこと なりたいものに
突っ走るのではなく、周りの心の意見も聴きながら、
責任と覚悟を持ち、信じたものに勇気をもって行動する。

明確な「目標」に勇気をもって踏み出すことを決めた!
そこにあと重要なもの「覚悟」と「責任」

今までと違う自分へ こころ改革と行動あるのみ!
さぁここから

次回は、「目標」 についてお話したいと思います。